2009/05/29 10:23:01
先日のニュースを聞いて、とてもびっくりしたと共に、大変なショックを受けました。それは、作家 栗本薫さんの死去のニュースでした。
栗本薫さんといえば、代表作として「グインサーガ」があります。わたし、この作品に20年ほど前でしょうか、すでに数十冊刊行されていたのですが、1冊目から読み始めてすっかり虜になってしまったのでした。現在は120巻を超える超大作になってしまっていますが、物語的には全然終わっていないのです・・・・ニュースでは未完に終わる、と伝えられています・・・とても残念に思います。心からご冥福をお祈りしたいと思います。
さて、この「グインサーガ」ですが、最近NHKの衛星アニメ劇場で日曜日の夜11:30から、ほうそうがされています。私が、20年前読んだ内容が映像となって出てきているというのは、ある意味変な感じです。イメージ的にはもっと、どろどろした感じを持っていたのに対し、アニメではそのドロドロ感がちょっと少ないように感じます。まあ、所詮小説をアニメ化しただけなので、読んだ人の感じは人それぞれなので、違っていて当然なのですが・・・・
しかしながら、内容的には小説の内容に沿って作られていてとても懐かしく思いました。
「グインサーガ」なんですが、一人の作家が書いた小説では世界一長い長編小説なんですって!しかも、終わっていないし^^;
少しばかり、「グインサーガ」の紹介をしたいと思います。
時代背景としては中世のころでしょうか。機械化などは全くされておらず、移動手段は馬、船くらいしかない時代。また、魔道と呼ばれる魔法のようなものが存在する時代。物語の中心は、そんな時代の「中原(ちゅうげん)」と呼ばれる大陸の中で、「パロ」「ゴーラ」「ケイロニア」の3大大国の栄枯盛衰のお話なんです。
この物語は、「ゴーラ」の中にある「モンゴール」という国が「パロ」に攻め込むところから始まります。「パロ」の重鎮たちはほとんど殺されてしまいますが、王様の双子の子供たちだけは、魔道の力?のようなもので、ノスフェラスという魑魅魍魎が蠢く場所へ飛ばされてしまい、なんとか、命だけは取り留めたのでした。モンゴール軍は隣接しているノスフェラスにも進行を開始しており、パロの双子もそこでモンゴール軍に見つかってしまうのですが、そこでいきなり出てきた豹頭の戦士「グイン」に助けられる・・・まあ、こういうお話なんです。
「グインサーガ」の魅力は何といっても、その、登場するキャラクターでしょうか。そして、さまざまに張られた伏線によって、(本人はつじつま合わせが大変とあとがきにも書いておりましたが^^:)わくわく、ドキドキ感がたまらないのです。出てくる登場人物一人一人に物語があります。「グインサーガ」なのに、何巻もグインが出てこないなんていうこともありました。どのキャラクターでも主人公ができるという魅力ってすごいですよね。
主な登場人物の紹介
① グイン 豹頭の戦士。記憶をなくした状態でいきなり現れた超人戦士。一応主人公。のちにケイロニアの王になる。
② パロの双子 パロの王位継承権を持つ10歳ぐらいの子供たち。姉のリンダは巫女の才能を持ち、時々予言じみた事をいう。ちょっとおてんば。弟のレムスは姉とは違い内気な少年。いつも姉に怒られている。
③ イシュトバーン 紅の傭兵。王になると予言されたヴァラキアという島国生まれの傭兵。16歳くらい。戦闘力は非常に高い。かなり、かっこいい。
④ナリス パロの要人。リンダやレムスとはいとこにあたる。(双方の親が兄弟)この世にいるとは思われないほどの美形。頭脳明晰。非の打ちどころがない人物。モンゴール襲撃の際、死んだと思われていたが・・・・・
⑤アムネリス モンゴールの王様の娘。ブロンドの髪を持つ美女。モンゴール軍の総隊長を務める。
などなど、まだまだ、いっぱい、魅力あるキャラクターが登場します。
ぜひ読んでみたらいかがでしょうか・・・・完結しませんが・・・・^^;
栗本薫さんといえば、代表作として「グインサーガ」があります。わたし、この作品に20年ほど前でしょうか、すでに数十冊刊行されていたのですが、1冊目から読み始めてすっかり虜になってしまったのでした。現在は120巻を超える超大作になってしまっていますが、物語的には全然終わっていないのです・・・・ニュースでは未完に終わる、と伝えられています・・・とても残念に思います。心からご冥福をお祈りしたいと思います。
さて、この「グインサーガ」ですが、最近NHKの衛星アニメ劇場で日曜日の夜11:30から、ほうそうがされています。私が、20年前読んだ内容が映像となって出てきているというのは、ある意味変な感じです。イメージ的にはもっと、どろどろした感じを持っていたのに対し、アニメではそのドロドロ感がちょっと少ないように感じます。まあ、所詮小説をアニメ化しただけなので、読んだ人の感じは人それぞれなので、違っていて当然なのですが・・・・
しかしながら、内容的には小説の内容に沿って作られていてとても懐かしく思いました。
「グインサーガ」なんですが、一人の作家が書いた小説では世界一長い長編小説なんですって!しかも、終わっていないし^^;
少しばかり、「グインサーガ」の紹介をしたいと思います。
時代背景としては中世のころでしょうか。機械化などは全くされておらず、移動手段は馬、船くらいしかない時代。また、魔道と呼ばれる魔法のようなものが存在する時代。物語の中心は、そんな時代の「中原(ちゅうげん)」と呼ばれる大陸の中で、「パロ」「ゴーラ」「ケイロニア」の3大大国の栄枯盛衰のお話なんです。
この物語は、「ゴーラ」の中にある「モンゴール」という国が「パロ」に攻め込むところから始まります。「パロ」の重鎮たちはほとんど殺されてしまいますが、王様の双子の子供たちだけは、魔道の力?のようなもので、ノスフェラスという魑魅魍魎が蠢く場所へ飛ばされてしまい、なんとか、命だけは取り留めたのでした。モンゴール軍は隣接しているノスフェラスにも進行を開始しており、パロの双子もそこでモンゴール軍に見つかってしまうのですが、そこでいきなり出てきた豹頭の戦士「グイン」に助けられる・・・まあ、こういうお話なんです。
「グインサーガ」の魅力は何といっても、その、登場するキャラクターでしょうか。そして、さまざまに張られた伏線によって、(本人はつじつま合わせが大変とあとがきにも書いておりましたが^^:)わくわく、ドキドキ感がたまらないのです。出てくる登場人物一人一人に物語があります。「グインサーガ」なのに、何巻もグインが出てこないなんていうこともありました。どのキャラクターでも主人公ができるという魅力ってすごいですよね。
主な登場人物の紹介
① グイン 豹頭の戦士。記憶をなくした状態でいきなり現れた超人戦士。一応主人公。のちにケイロニアの王になる。
② パロの双子 パロの王位継承権を持つ10歳ぐらいの子供たち。姉のリンダは巫女の才能を持ち、時々予言じみた事をいう。ちょっとおてんば。弟のレムスは姉とは違い内気な少年。いつも姉に怒られている。
③ イシュトバーン 紅の傭兵。王になると予言されたヴァラキアという島国生まれの傭兵。16歳くらい。戦闘力は非常に高い。かなり、かっこいい。
④ナリス パロの要人。リンダやレムスとはいとこにあたる。(双方の親が兄弟)この世にいるとは思われないほどの美形。頭脳明晰。非の打ちどころがない人物。モンゴール襲撃の際、死んだと思われていたが・・・・・
⑤アムネリス モンゴールの王様の娘。ブロンドの髪を持つ美女。モンゴール軍の総隊長を務める。
などなど、まだまだ、いっぱい、魅力あるキャラクターが登場します。
ぜひ読んでみたらいかがでしょうか・・・・完結しませんが・・・・^^;
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